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安心院さんのために600個のスキルを発想することについて親しみを込めて考える

 

安心院さんは可愛いので正義と冒頭で書いたところで何がなんやらという話ではありますがなんのことはないこれから以下に書く文章が極めてノーマルな性向で私自身が私自身に書いた文章であることはこの冒頭三行でお分かりになること。

 

『めだかボックス』という漫画があります。

 

めだかボックス - Wikipedia

 

 

 

 

 漫画をこのブログで取り上げることも滅多にないですし、詳しい内容はここでは紹介しません。

ではなぜここで『めだかボックス』を取り上げるかというと、ひとつ私にとって印象的だった回があるのです。この回について覚えている方は覚えていると思います。ちょっとした話題になりましたし。

 

今週の『めだかボックス』の安心院さんのスキル600個の一覧が完成!:萌えオタニュース速報

 

 

  

私もこれを思い出したときは「ああ、そんなこともあったな」程度だったのですが、漫画の表現手段とは別の視点でこの行為について考えてみると、これというのも実に恐ろしいことをやったのだなと思うようになりました。この漫画に登場する安心院なじみというキャラクターのスキルを週刊の漫画雑誌で「600個書き並べる」ということに対してです。

そこに書かれているスキルがどのような意味を持つかというツッコミは置いておくとして(実際、似たような言い回しのスキルが続くこともありますし)、まずその数を見てみましょう。600です。数え間違えていなければ600のはずです。このキャラクターの作中の設定は考えないにしても、印字されたものを考えても600です。

 

”600”

 

ひとつのこと(ここではある登場人物のスキル)に対して600個のユニークなアイデアを挙げるという行為がいかなることか、自身の思考するという能力、それに投入してきた時間で可能なのか考えただけで膝から折れそうです。

原作者たる西尾維新氏がこれを”どれだけの期間(何分か、何時間か、何日か)”で”どのように(ひとりか、ふたりか、自分の脳だけでか)”挙げたかはわかりませんが、次に驚くべきは、そうして挙げた600個のアイデアを1回で掲載したということです。600のアイデアを出すことにかけた労力を1回で使いきっちゃったよ、と。

 

これについて”ブレインストーミング”というのは、実に経験がモノを言うのであるなと思うわけです。ここまでに例示した安心院なじみの600のスキルというものは極端にしても、普段からブレインストーミングで、ブレインストーミングで、という言葉を使っていましたが、それに設けられたハードルというのは(私自身が私自身の能力で行える範疇では)意外に低いのだなと思うのです。

これだけしか出せなかった、全然出てこないではなくて、これだけ出せた、ではこれをどうする?と。その場で出せたものを確実に次の発想の機会に活かす(その具体的方法はまた別の発想の機会で考えるとして)。

世の中にはまったくすごいことをやってのける人がいるものだなあと、何か素晴らしい気付きがあったわけではありませんし、そうした当たり前のことをふと思ってしまったわけです。

アイデアを出すことが簡単だとは言えませんが、やってみれば意外と出てくるもので、こうした極端な例を前にすると、特に自分自身のみで行う場合にはもう少し肩の力を抜いていいのではないかと思うのです。

 

ああ、なんて私自身に向けられた記事だろう。ええ、おそらくこれについては今後も考えていくとして、とりあえず、親しみを込めたにしても安心院さんは可愛いです。