読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

消えた原稿が消えた

 
――わかるかい? この哀しみが。
 
――キミにはわかるかい? この絶望が。
 
――原稿が消えてしまったんだよッ!!!
 
 
 
 
と、いうことで書いていた原稿が消滅したわけでして、本来この記事が投下されるべきは火曜日で、なおかつその内容というものは全く別でして。まあ、消えたわけですよ。月曜日に書いたものが。
 
ゆるりゆるりと更新を続けてきているこのブログですが、ひとつの記事はだいたい1,500文字です。作成時間にして30分なのですが、実のところ、朝の7時半から書き始めて8時頃に投稿するということを繰り返しています。これを始めたのは、1ヶ月前ぐらいでしょうか。平日にゆったりと記事の内容を考える時間をどうしても確保できないという状況から生み出された苦肉も苦肉な策ですが、それを繰り返してきた当の本人にしてみれば、時間が限られていてなおかつその時間で書ききれる文章量の限界がわかってるものを毎朝書いてみるということが、ラピッドにライティングするナイスなメソッドだったりしているわけです。
 
さて、そうして書いてきたわけです。その中で前述した原稿消失。恐ろしい話ですよね、くわばらくわばら。
それは7時45分に発生しました。文字数にして1,200文字だったと記憶しています。iPadminiでテキストエディタアプリを起動してガシガシ書いていたわけです、ワイヤレスキーボードを使っていますから入力速度も上がるわけです。変換がついて来ない時もあって「なんだかなあ」と思っていたわけですが、その矢先ですよ。ガツンとアプリが落ちまして。
 
自動バックアップも行われているだろうし「またか」と思いながら、アプリを立ち上げ直したときに異変に気がつく「ファイルがねえだとッ!」。
使っていたのはなんのアプリとは言いませんし、こういうときの対応というものも冷静に行いました。ただ、これにより書き進めていた1,200文字と15分間は消滅したわけです。それこそ呻きましたがよくよく考えてみると、ひとつのアプリケーションと保存先のDropboxという関係をモバイル環境で執筆を行うときに絶対的な安心を得られるかというと決してそうではないということなのです。過去に何度かやらかしているわけで、中には数日間の作業をおじゃんにするような原稿消失もあったもので、PCで作業をする場合は二重三重のバックアップを行います。ところが、平日のすべての執筆を牛耳るモバイル環境では、これが出来ない。なんと恐ろしいことをしていたのだッ!
 
字書き絵描きがせっせと作り上げているそのファイルは、膨れ上がるファイル容量に比例して時間という資源を投下しているということをより一層理解しなければなりません。そうなのです、たかが1,200文字、たかが15分とはいえ、溝に捨てていいものではない。自分が書いたものをこうも簡単に失ってたまるかッ!と息巻くわけです。
 
この話は「いかにバックアップを行うか」と「失った時にどうするか」という展開を含んでいます。後に書いていきますが、ちょっと”マジ”になって来ました。原稿をいかに消失の危機から守り、もし失った時いかに再現するか。これは技術であり、この探求はまさに合戦であります。
 
広告を非表示にする