リーダーとかマネージャーってなにしてるひとなのかしら

 

「自主性に任せる」という言葉を管理や育成の責任を負う者が簡単に口にしてはいけないのだなあと思いつつ、リーダーって、マネージャーって何をする人なんだろう、とキーボードを叩いていた指を止めてふと考えました。何なんだろう。私がそう考えるにも無理はなく、それまでに抱いていたリーダーというもの(それはスティーヴ・ジョブズではなくて、Googleの検索窓に「リーダーとは」と入力して表示されるサイトに書かれているようなリーダーやマネージャーのこと。"管理術や仕事術によって成就する存在)は、いかにもそれ通りの形では存在していないのだなぁと呑気に思うわけです。ああ、当たり前だそんなこと。

そうしてみると世の中に五万といる○○リーダーとか○○マネージャーという人は何をしているのでしょうか。いや、何と言っても仕事をしているわけですけど。これをいくら私が考えても、もはや空想でしかないのです。私がいる職場にはリーダーやマネージャーがいないのか? いやいや、もちろんいます。プロジェクトという纏まりがある以上、そこには役職があり、そこにはもちろん○○リーダーや○○マネージャーがいるわけです。"普通の"プロジェクトである分なおさらでしょう。

ではなぜ前段のような疑問が浮かぶのでしょうか。それというのも、そういった役職の人たちが、向かいの席のあの人であり、ふたつ向こうの島に座っている○○さんでしかないのです。つまりリーダーやマネージャーと呼ばれる人と組織の末端にいる私との距離が遠い。ただ自席の距離の話ではなく、日常的な作業において距離があるのです。

接点が無い以上、様々なことがよくわかってない。その存在をリーダーと思うかどうかは別として(自分のリーダー像などと照らし合わせて「こんなのリーダーじゃない」と言うは話は置いといて)、リーダーという役職の人の行動が発言がいまいち体験として理解することが出来ない。定期的な会議でよくわからない話をしているひとでしかない。こういう状況の人って、しかもこういう状況で悩む新人って多いように思えます。思い当たるふしがあるひともいるかもしれません。

もっと接触しろよ!コミュニケーションコミュニケーション!と言うは易いですが、飲み会にでも誘えばいいんですかね。いきなりですか。いやはや、恐ろしくてできませんがな(お酒を飲んでも酔いがなく日常のそれと変わらないわけですし、根本から愚痴や以前聞いた話が延々繰り返される飲みニケーションを嫌悪しているというか、とにかくそれが多大なるストレスである以上、可能ならば避けていきたい)。そういった飲みを抜きにしても、管理する者と管理される者の距離は組織の仕組み、慣例上仕方がないと言われてしまったらそれまでですが、政治的な力と知能がないと変えられないのだなあと思うわけです。難しいですね。

いきなりマネージメントする立場に置かれて、いやわからないし知らないしと言って責任逃れをし続けると組織そのものが厄介なことになるというのは、これまでの経験でわかっていますし、それを私自身がするかと言われたらしたくはないのです。出来れば、自分の生活も誰かの生活もめちゃくちゃにはしたくないですし。30になるまでに自分が考えるリーダーやマネージャーと言われる人の空想と同じ方向にベクトルが伸びているひとの下で動きたいなあなどとひとりごちるわけです。向かいの席のあの人ではなく、より身近な存在としてこの眼で見てみたいと思うのです。