iPadminiとNexus7を持ち歩く

 

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photo credit: jnxyz via photopin cc

 

*どちらかにしなかった

実に本末転倒な話であります。

手元にiPadminiとNexus7があるわけでして、iOS対Androidの対立構造にありがちな「iPadminiの方がいいに決まってる」みたいな妄信的な狭窄した話をすることができなくなってしまっているわけです。いや、そんなことはしなくていいわけですけど。このふたつのデバイスを持った時に何を思うかというと、Apple製品を使い慣れた自分が「やっぱりiPadminiの方がいい」ではなく、「2つ使えばいいんじゃないか? 2つ持ち歩けばいいんじゃないか?」というなかなかエキセントリックなことを思ってしまったのです。

 

このお話は普段、自身のノートPCを持ち歩くことができる人にはなんら意味を持たない話かもしれません。現に私もMacBook Airを所持しているのですが、平日はこれを外に持ち歩くことが出来ません。会社に持ち込み禁止だからです。とはいえ家と会社の往復のなかに、椅子に座ってテーブルに物を広げ、コーヒーを一杯飲む時間があるわけです。その時間に、何か創造的な活動(ぼーっとiPhoneを眺めるのではない、限られた時間を有効に使うこと)をするというのが、半ば必須となっています。土曜日、日曜日”だけ”ではあまりに物足りないのです。

 

さて、そうした中でその限られた時間に何を使って何をするかという話であります。ここでiPadminiとNexus7を”両方使う”という考えが生まれるわけです。「なにを馬鹿な、どちらかにすればいいじゃないか!」……いやいや、ノートPCが想像的な活動をする最低限の装備なら、それ以下であっても、これらはある機能においてはそれと同等の力を発揮するのです。

 

*ノートPCを持ち歩けないので 

まず、私にとっての”創造的な活動”とはやはり文章を書くということであります。そしてそれを外で行う時のことに対する最適解はMacBook Airを使うことであります。これは譲りません。だって便利ですもの。しかし、制約がそれを許さない。ではどうする。

”文章を書く”ということが何かしらの形でリリースするということまで考えるなら、”文章を書く”というものはふたつに分けています。それは”執筆”と”編集”。ここでお話することは、前者を行うものとし、後者は”しない”と明確に分けています。そうなのです。私が思うところの、書いた文章を編集するということについては、この2つの7インチタブレットではまだまだ足りないことが多いのです(それこそアプリケーション次第なのでしょうが)。

しかしノートPCを持ち歩かずとも、「立っても座っても執筆を行うことができるかつ、ノートPCよりも圧倒的に軽く荷物にならない」を実現するわけです。これは誰も想像できることでしょう。電車の中で立ったままノート PCを開くなんてことが難しく、iPhoneやAndroidスマートフォンのソフトウェアキーボードを使ってちまちまと長い文章を書くことの窮屈さの解決になるのであれば飛びつきますよと。

 

*Androidのイイトコロ

でもこれでは7インチタブレットや10インチタブレットをひとつ持てばいいじゃないか、と。Apple製品好きなら、iPadminiで十分ではないか、と。Nexus7の必要性は?

私がここまでApple製品に囲まれた生活をしているなかで、どうしてNexus7を使っているのか。それはAndroidの方が使い勝手がいいことが確かに存在しているからなのです。7インチというサイズ、端末のスペックもさることながら、中でもアプリ同士を”共有”というひとつの方法で結びつけることができるのが、私にとってAndroidを使うことの理由でもあります。ウェブブラウザで調べ物をしていて、これはEvernoteに送りたいとなったときにほぼどのアプリにも共通してアクセス出来る”共有”ボタン。これを使えばEvernoteに送る、Pocketに送るなどといったことがいとも簡単に出来るのです。例えばスクリーンショットを撮った画像をすぐにEvernoteやDropboxに送ることが出来ると。iOSでもそういったことが出来るアプリがあるわけですが、Androidに見るアプリケーション連携(iOSに対するAndroidの立場をみるなら”アプリケーションの同盟”と言うのかもしれません)の幅広さ、取り回しの良さはなかなかのものがあります。

 

*iOSのイイトコロ

とはいえAndroidに決定的に足りないものがあります。これは完全に私自身の感じるところの話なのですが、文章作成が出来るアプリがあまりに”イケてない”のです。これはもうiOSアプリの洗練さによる、自分のモチベーションの話であって、「いやいやそんなことないよ」という話もありますが、ここで前述したApple製品に囲まれた生活というものが影響しているのです。なぜなら、創作の基盤がそれほど洗練された”クールな”見た目を備えたアプリケーションにあるため、ここでいきなりWindowsのメモ帳で書いてと言われて、書けなくはないにしてもモチベーションが一気に下がる、そんなようなことなのです。これはもうしょうがない。Androidのアプリケーションが悪いわけではなくて、”Appleが悪い”のだと愛情たっぷりに言いたいわけです。

 

*7インチマルチディスプレイ(嘘)

 

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それらを使ってやることといえば「文章を書く」かつ「それに必要な資料を見る」ですから、どちらがどちらを担うかはもう決まったようなものです。モバイルキーボードを広げ、iPadminiのお気に入りなテキストエディタを使って、傍らにNexus7を置いておく。Nexus7はEvernoteを、iPadminiでは”アプリを切り替えることなく”文章を書き続ける。

特に便利だと思ったのはNexus7で、Evernoteに保存した文章の構成案やプロットを表示させておくこと。文章を書きながらもそちらに手を加えることが出来るのです。しかもiPadminiの”アプリを切り替えることなく”(iOSでのアプリ切り替えってどうにもめんどくさく感じてしまうんですよね)。

 

私にとってそれぞれ譲れないものを持っている以上、それがもしひとつだけで解決されないのだとしたら、それひとつでは何かを我慢し続けていくことになります。ああ、精神衛生上よくはない。そこでこのエキセントリックな考えが浮かぶわけです、「2つ持ち歩けばいいんじゃね?」と。だったら、Nexus7じゃなくてAndroidスマートフォンでいいんじゃないの?iPhoneでもいいんじゃないの?とも思われるでしょうが、そこはね、そりゃいつだって最新のOSが使いたいじゃないの。サ・ガですよ。

 

  

iPadminiとNexus7と、リュウドのワイヤレスキーボードが2つ - なんかカラフルな生活
 

 

 それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。

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