【同人者のための作業管理概説2】同人活動にスケジューリングは必要か #doujinhacks

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*同人活動にスケジューリングは必要か

まず同人活動において世間一般に言われるような”スケジュール管理”というものが必要なのかという話になります。

ここは人によって思うところが違うのは当然で、私が述べることがすべてにおいて正しく、すべてにおいて適用されるべきものであるとは考えていません。ただ自身が同人活動の対象としているものが創作であったとして、それがすべて頭の中の都合でうまい具合に運ぶかと言われたら、そうは問屋がおろさないと言えます。

考えを始める前の土台として重要なのは「スケジュール管理というものは方法であって、必然ではない」ということです。合わない靴を履いて靴擦れを起こすように、世の中に存在するすべての方法は、その人によって合う合わないということが必ず存在しているのです。

しかし、この「スケジュール管理」というものを何かしらで必要としていてはいるけど、どうすればいいのかいまいちわからないという人も多いことでしょう。締め切りに追われて仕事も生活も二の次で、血眼になって原稿をするこの生活をどうにかして回避できないかと。しかしどうすればいいのかと。

かつて私は大学生であったわけですが、周囲にも同人活動をしている友人というのもいて、学生という身分でありながらみな揃いも揃って締切間近になると血相を変えて作業をしていました。私はそれを不思議に思っていたわけです。「いくら創作活動であるとはいえ、その血相の変え方は別の原因があるだろう」「学生ともあれば時間なんて湯水の如く使えるだろうに」と。時間があるように思えてもその時間をうまく扱えていないわけですし、それが社会人ともなって働きに出ると、まあ時間がないこと時間がないこと。こうなってしまうと、今までの方法(作業時間をひたすら投下し無闇矢鱈に原稿を書きまくること)がこれからも続けられるものかと考えたら決してそうはいかないのです。そうすると私のみならず仕事や生活などと同人活動との両立ということを考えるひとにとっては、この「スケジュール管理」というものが切に必要となってくるわけです。

 

*達成されるべきことと足りないこと

同人活動をスケジュール管理していくことで達成されるべきはもちろん「作業が炎上しない安全な入稿」であって、さらには「早割での入稿」であるわけです。しかしこれを達成するためだけの考え方だけでは、見えてくる結果はスケジュール管理の導入前までと同じです。これだけだと原稿作業以外を度外視した、作業時間の投下となってしまう危険性があるのです。

もちろん「これから3日間、72時間すべてを原稿作業に投入します」というのなら余裕入稿どころか「このやり方でさらに72時間投下して、来年のイベントの原稿まで用意できました」などという、とんでもないことが達成できてしまうわけです。もちろんこんなこと不可能なわけですが、これに近いことを行なってしまっているのが原稿のことだけを考えたスケジュールの組立てというものです。例えば「毎日4時間原稿する!」とか「日曜日に10時間原稿する時間がある!」といった類のもの。原稿作業が炎上する原因のひとつにはこうした、スケジュールに対する考え方というものが影響しているのです。

では、上記の考え方がなぜ作業の炎上に繋がるのでしょうか。「毎日4時間は本当に確保され、本当に4時間作業分の結果を毎日出せるのか」ということ、それ以外の予定や出来事がその4時間に影響しないと言い切れるのか。「原稿作業以外の様々なこと」を「原稿作業」と同じような視点で考慮されていないスケジュールだからです。

私という存在がひとつであり、またひとつの行動しか出来ない以上は、このふたつは切り離して考えることはできません。つまるところ「安全な入稿、早割を実現する」と「同人活動以外の生活」とのバランスを崩さないことをスケジュール管理で達成しなければならないのです。

 

 

 

それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。

 

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