流れの中に釣糸を垂らすだけでいいのかもしれないEvernoteの使い方

 

「Evernoteを使いこなせない」という言葉に対して、「使いこなそうとしないで放っとけばいいんじゃん?」と言い続けてはや1年。

この「放っとけばいいんじゃん?」という自分の考えに、「なんで”放っとけばいいんじゃん?”と言ってたんだっけ」と自らも疑問を持つようになってしまったため、ちょっと整理をしようと思います。

 

 「放っとけばいいんじゃん?」とは、「放っとけば(=使いこなそうと躍起になって完璧な使用方法とかがっちがちの整理のルールとか決めないで)いいんじゃん?」ということなのです。

さらに考えを進めましょう。

うんうんと頭を悩ませながらEvernoteをひっくり返していたら、こんな記事が出てきました。

  

整理術を悟ればストックはフローへと変貌する | Lifehacking.jp

 

 

 

 

Lifehacking.jp ( http://lifehacking.jp/ )の堀さんが、整理法についてあるブログ記事を読んで「ではEvernoteはどうだろうか」と考えをお書きになっています。

ストックからフローへのシフトチェンジをEvernoteの整理にも当てはめてみてはどうだろうか、と。

 私がEvernoteを使っていく上で考えている「使いこなそうと躍起になって完璧な使用方法とかがっちがちの整理のルールとか決めないでいいんじゃん」というものと、とても合点の行く内容でした。

 

Evernoteを使う自分というものを考えるとき、私は2つの観点を持っています。

 まず「情報を分類するスピードより流入するスピードの方が速い」、そして「情報には鮮度がある」ということです。

「情報を分類するスピードより流入するスピードの方が速い」とは、もはや私の使い方の問題です。これと逆のひとがいても、同じくらいのひとがいても、もっと速いひとがいてもなんらおかしくはないのです。

ただ、私とEvernoteと情報という関係を考えた時に、入ってくるものをあれこれ考えて分類するよりも勝るスピードで、INBOXに情報が入ってきているという状態なのです。

分類する時間を設けて、ルールを設けて、一個一個居場所を与えていけばいいのですが。かつてそういった方法を取っていたらあっという間にINBOXが膨れ上がり、INBOXをまるごとARCHIVEという名前に変えて、過去に葬ったという前科があります。

整理をするということが目的と化し、ただただ処理するだけのマシーンであったのです。こういったことは近い将来アプリケーションがやってくれることでしょう。

 

さらにです。「情報には鮮度がある」ということがこの考えによって、Evernoteの使い方というものが決まりつつあります。

入ってくる情報は、何かしらの手段をもって拾われない限り過去に追いやられます。そのときは「あっ!」と思った情報も、次第にそのひらめきや感動を失い、ただの情報として遠く彼方に流れていくのです。その「あっ!」をいつまでも覚えていたいがために整理するというのも頷けなくはないですが、それをすべての情報に対して広く行なっていくのかというと大変なんじゃない?と心配してしまいます。

情報には鮮度があります。それは一過性のものであり、今後拾われなければ失われてしまうのです。

 

その鮮度(新鮮さ)は繰り返し使用することで味へと変わります。この「繰り返し使用する」ということを、Evernoteを使ううえでは重要視しています。

情報はどんどんたまり積重なるものではなく、常に流れ行くものと捉え、その流れの中から拾い上げているものを価値が高いものとしているのです。

方法を大雑把に言いますと、検索をしてスターを付ける。ただこれだけです。

次第に大きな流れから、自身がなにを重要視しているのかが見えるようになってきます。そうすると入ってくる情報に頭を悩ませることなく、自分が重要だと思ったものに頭をつかうことが出来るようになります。実際、これが出来ると頭がすごく楽なのです。

 

整理すべきものを「ストック」として、それ以外のものをただ流れさって検索すればよい「フロー」ととらえれば、これまで整理しなければとやっきになっていた膨大な情報も手放すことができます。via: 整理術を悟ればストックはフローへと変貌する | Lifehacking.jp

 

まずは考え過ぎないことです。

RSSリーダーなどをお使いの方はわかるかと思いますが、毎日毎日新しい情報というものがやってきます。同じようにEvernoteにも新しい情報は大なり小なり入ってくることでしょう。その流れに竿を挿して、あっちにいけこっちにいけと奮闘するよりも、岩に腰掛け流れ行く情報に釣り竿から糸をゆったりと垂らし、引っかかったモノを扱っていく。

この肩に力の入らないフローを身につかせると、Evernoteから「使いこなせない」という考え(使い方を任されているツールを使う時の脳の強張り)が抜けてくるのではないでしょうか。少なからず私はこれで「使いこなせない」悩みから一つ突き抜けてしまったと考えています。

 

 

 

それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。