仕事術に埋もれ動きが鈍くなった自分をリブートする方法

 

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photo credit: hisham_hm via photo pin cc

 

自身の取り巻く環境をよくよく見渡してみると、世の中には”方法”というものが溢れ返っていることがわかります。

それを自分が実行するかしないかに関わらず、自分で選択できる方法というのはあまりにも多いのです。

その中でふらふらと根無し草のように「自分にとっての最善」を求めるが如く様々な方法に手を出す。

その成果が曖昧なうちに次の方法を試す、そんなこって何も得られずにいるという「ハック貧乏」な状況に陥ってしまうのです。

 

自身の生活を、仕事をより良きものにするための工夫をライフハックと定義するなら、それを多く取り入れ選別し最適を選び出すということはなんら悪いことではありません。

ただ先にも述べたように、方法を消費するだけで確固たる成果を挙げられずにいる「ハック貧乏」なひとは、このまま数多の方法に埋もれたままでいいのでしょうか。

この「ハック貧乏」マインドをリセットし、リブート(再起動)する必要があります。

 

とはいえ「やーめた」といってすべてをやめ、”生まれたままの姿”に戻るのは簡単ですが、それでは能がありません。

これからお話しすることもつまりは「やーめた」を行うわけなのですが、「やーめた」とする前に自分にとってなにが不必要でなにが必要であったのか、その視点に立って見直しをする必要があります。

 

しかし、自分が取り入れている方法をすべて把握できているのでしょうか。

それというのは案外難しいものです。

例えば「ポモドーロテクニック」。

これを仕事において、生活において実践している、今まさにタイマーの数字が進んでいるというひとはそれを”いち”と数えていいでしょう。

次に、「作業時間の見積もり」。

今まさに行おうとしている作業はどれだけ時間がかかりそうか、予め記録しているひとはこれも”いち”と数えられるでしょう。

続いて……と、おわかりのようにこうした手順での全容の把握というのは、非常にメンドクサイ。

 

 

 

この際自分がなにをしてきたかということ自体を考えないようにします。

仕事術のリブートを行う場合、”今まで何をしてきたかではなく、これから何をしたいかを明確にすること”から始まるのです。

今までしてきた何かは、箱のなかにしまっておきましょう。

机に積み上げられた仕事術の本は一旦、背表紙をこちらに向けて、本棚や本箱にしまっておきましょう。

 

さて、そうこうしているうちに、目の前からは”仕事術”というものと紐付くモノは消えていることでしょう。

あとは自分だけです。やることは簡単です。

「ハック貧乏」な我々には実に”わかりきった”ことなのです。

 

 

・今一番解決したい問題を思い浮かべます。

・それに対する工夫・方法を記した文献、映像、音声を調べ、実行することを決めます。

・それを”これからやろうとすること”リストに書きます。

 

 

以上です。 

あまりに当たり前過ぎて、実のあることは何も言っていない様に思えます。

しかし「なんだよ、そんなことか」と思われた方、それがハック貧乏に陥る由縁です。

「何が問題で、何を選択して、何を実行するのか」

このプロセスを経て、様々な人が各々紹介する仕事術を取り入れる事ができるのです。

「なんか凄そう」「なんか仕事できるようになりそう」で増やしていった方法は、瞬く間に地盤を失い、崩れ落ちることでしょう。

動機がなければ何事をも成し得ないのです。

 

目の前に積み上がる仕事術の本は棚にしまい、解決したいことに基づいた方法を選択する。

このプロセスに沿って選択する。

「ハック貧乏」マインドによって仕事術に埋まり、動きが鈍くなった自分をリブートする最初の手順です。

 

 

 

それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。