倦怠期を乗り越えEvernoteと良い夫婦になるための最初のこと

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photo credit: Tambako the Jaguar via photo pin cc

 

「Evernoteに情報を溜め込もうなんて!」

「だいたい部屋にあるものの分類さえ苦手なくせに!」

 

なーんて思っていた時期が私にもありました。

Evernoteを使い始めて半年以上経った時、ふと思ってしまったのです。

「これ、何のために使っているんだろう」

まるで倦怠期に入ったカップルのように、私とEvernoteの間にすきま風が吹いたのです。

 

「どう使い始めればいいのかわからない」や「どう使っていけばいいかわからない」

使い始めはこのような悩みに当たります。

ただ使っていると次第に、「何に使えるのかわからない」などと考えるようになってしまう方々もいらっしゃるのかと思います。

 

そんな虚無感を覚える瞬間の最たるものは、RSSリーダーとinstapepaerやpocket(旧ReadItLater)などを使って、更新のかかったニュースサイトやブログをガンガンEvernoteに送っていくという行為でしょう。

これを覚えてしまったときから、「何に使っているんだろう」と考えてしまう瞬間が訪れるようになるのではないでしょうか。

 

この方法は「Evernoteを使ってみよう」と思い、なおかつスマートフォン所持者であれば必ずや目にする方法です。

調べればすぐに出てきますし、大量に出てきます。

とても便利です。情報に触れる速度が以前のそれとは比較にならないほど跳ね上がりました。

 

ではどうしてこれが「Evernoteが何に使えるのかわからない」という考えを誘うのでしょうか。

Evernoteを使うにあたって最も気を使わなければならないのは「Evernoteに保存することが目的」になってしまわないか。

これは言葉を変えれば、「ただ溜めるだけ」という状態です。

 

簡単なことです。溜めることなんて。

この記事の最初に「部屋にあるものの分類」と書きましたが、これは部屋の整理のことですね。

洋服に本におもちゃにその他もろもろ。

部屋という大きな箱のなかに”ぶち込んでおく”ことは、あまりに造作ないことでしょう。

Evernoteは自身の部屋よりもさらに大きな部屋だと考えられます。

溜めることが目的なら、ただ貯めればいいだけ。

簡単です、部屋もEvernoteも。

 

こうしてEvernoteに貯めていくことが目的になってしまった場合、前述したRSSリーダーなどを使った情報収集術はこの溜め込みに拍車をかけます。

 

もの凄い勢いで溜まっていく情報。

あ、面白そうな記事。あ、これは役に立ちそうな記事。

あ、これはいずれ欲しくなるだろう商品の記事。

あ、あ、あ、あ。

 

そうして気づいた時には、死蔵した情報の山。

半年前に発売した新製品の記事は今必要なのでしょうか。

1,000以上のノートブックをひとつひとつ再考していく気力はありますでしょうか。

 

アプリを使った情報収集術を手にした今、見直すべきは目的です。

なぜその情報収集術を手にしたのか、なぜ情報を集める加速装置を手にしたのか。

それは「この情報収集術を真似すれば、自分も”すごいこと”をしている気になれるかもしれないから」という下心があったりしませんでしょうか。

 

迷いや倦怠感を感じたら、まず目的を見直すこと。

簡単でいいのです、自分で問いかけた時にホイッと答えられるぐらいに。

そして今まで惰性で貯めてきたノートブックは、ずべてアーカイブ用ノートブックに移動して参照しないようにするか、削除するか。

 

Evernoteなどのサービスを使っていくには、こうした迷いや倦怠感をどうやり過ごすかという方法はなにかしら持っておいた方がよいです。

ひとはいずれ、繰り返していることに迷うのですから。

 

 

 

それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。