【雑記】大切なモノとバックアップ

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photo credit: flickrsven via photo pin cc

 

「パソコンが壊れた! なんか知らないけど壊れた!」

 

という事態は今や珍しくなったのかもしれません。

もはやパソコンが突然”壊れる”ということも、稀でしょうし。

「何もしてない」「なんか知らないけど」というのは、十中八九なにかをしてしまった(或いは過去にしてしまった何かのせい)わけで、初心者にとって過去にまで遡って原因を追求するというのはとても難しいのです。

 

でも、初心者ほど思い出の消失と背中合わせなのです。

撮りためた写真、動画、音楽……。

それらを”壊れてもいないのに”喪失してしまう。

 

 

例えばですよ。

新しいパソコンを買って、今までのソフトも使おうと。

前に使っていたパソコンのデスクトップに置かれたソフトの”ショートカット”を、ドラックアンドドロップでUSBメモリに。

USBメモリにコピーした”ショートカット”を新しいパソコンのデスクトップにコピー。

「これで新しいパソコンでも使えるぞ!」

しかし、いざクリックしても”見慣れない警告”が出てきて、ソフトの起動すら出来ない。

”バックアップ”というものをしたはずなのに!

 

 

「そんなことありえないよ」って、笑い事ではないのです。

このケースの場合、そのソフトのなかにその人にとって大切なデータが入っていた場合、それらは丸々喪失してしまったことになります。

前に使っていたパソコンを処分してしまったのならなおさらです。

 

笑い事ではないというのは、こうもパソコンやスマートフォンが世に広まっているのに、初心者ほど”データを守る”ということが喪失経験によってしか実感できないということ。

”バックアップ”と簡単に言っても、それさえも高度に感じてしまうのです。

しかし、喪失は自己責任と言えるのか。

その人にとっての思い出を、”バックアップをとる”ことの大切さを説くことの代償にするのはあまりにもあんまり。

 

「写真を2枚現像して、1枚はアルバムに、もう1枚は倉庫に入れておく」

 

なんてことはなかなかありえない話でしょう。

しかし、パソコンではそうやってデータを守っていくのです。

このありえない話が普通のことなんだと認識してもらう。

 

一生懸命使い方を知る間に大切なデータの喪失が迫るというのも、皮肉な話です。

こうも容易く、思い出を喪失していいものか。

どげんかせんといかんのですが……。

うーん……。

 
 
 
それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。
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