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地獄の門を開いた私がTaskChuteでいかに転生したか

(いや、タイトルは勢いなのですが……)

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photo credit: Daniel Pascoal via photopin cc

 

先日、「TaskChuteを使っていたら地獄の門が開いた件について http://colorfullife.hatenablog.com/entry/2012/03/26/061118」という記事を書きました。

なんのことはない、TaskChuteにあまりにオープンにタスクを追加し過ぎて、気づいたら自爆していたというお話です。

地獄の門というより羅生門だったわけです。

 

実際にTaskChuteを使ってタスクを書き並べて行っても、一日に処理できる量を完全に超えていました。

それはTaskChuteであってもToodledoであっても、紙のノートであっても自爆していたことを意味します。

事実、終了予定時刻が夜遅くになっていたとしても、その見積もりが正しいわけでなく、むしろ終了予定時間に辿り着くことなく身体が音を上げています。

 

でもそれだけでは終わりません。

私はTaskChuteで地獄の門を開きかけましたが、いまはそれなりにTaskChuteを仕えています。

ではどうしたのか。

以下の単純な2つのことを、TaskChuteを”ちゃんと”使う前に実践しました。

 

①終了時間を隠した

②5分、15分、30分の3つのみで作業時間を見積もった

 

この2つです。

 

 

TaskChuteから魔力を奪う

まず終了時間の上にオートシェイプを貼りつけて、見えないようにしたのです。

オートシェイプには「見ちゃダメ」とテキストを書き加えましたさ。

余裕がある人は「見ちゃダメだぞっ(はぁと)」としておけばなお良いでしょう。

 

そうすると何が起こるかというと、TaskChuteの根幹である「時間の見積もり」が出来なくなります。

また開始と完了の時刻も参考程度につけるだけです。

これはTaskChuteが持つ魔力です。

この「時間を見えるようにする」という魔力が強大過ぎて、人々は屈してしまうのです(オオォ……

立ちはだかれば脅威、仲間になれば強力。

 

まずはタスクを分解することです。

自分がこれからやろうとしていることは何なのか、このタスクを行うにはさらにどんなアクションが必要なのか。

それがある程度形になるまでは、「時間の見積もり」というものは一切やりませんでした。

というのも、タスクの分解さらにそのタスクの作業時間見積もりなどというものが、「TaskChuteを使えば”なんとかなるかもしれない”」と淡い期待を抱いてしまった私のような人に出来ているわけがないのです(ゼェゼェ……

ツール以前の話で、しっかりとした土台がないままに「TaskChuteを使えば」「Toodledoを使えば」「Nozbeを使えば」という先を急いで返り討ちにあうことが往々にしてあるのです。

 

さて、時間の見積もりを失ったTaskChuteを見てください。

こんなにシンプルなタスクリストはないでしょう。

付け加えるも、消去するも簡単です。

またProjectに「完了」を作っておき、完了を入力すれば塗りつぶされ、タスクが完了したことがわかるようにしました。

こうしてタスクを書くこと、分解することの練習をしていきました。

「このツールを使えば、タスクの分解が容易になる」なーんてことはそうそうないのです。

発想ツールなど色々ありますが、眼の前にあるのはタスクを管理するツールであって、タスクの分解に悩む自分の発想力を豊かにするものではないのです。

まずは練習です。

 

 

TaskChuteを味方につける

ある程度分解が出来るようになってきたら、オートシェイプを外します。

「さてタスクの作業時間を見積るか」などといって、「18分」とか「65分」とか付けてはいけません。

ここでやることは、「TaskChuteに触れる機会を増やす」ということです。

正確な時間の見積もりを初っ端から行うことではありません。

5分、15分、30分という単位で作業時間の見積もりをしていきます。

明らかに2時間かかるタスクがあったとしたら、それは「○○をする①〜④」として区切ります。

こうしていくとわかるのですが、作業終了時間との乖離は激しくなります。

30分と見積もった作業が実際、17分だったり38分だったりするわけです。

でも、ここでは気にすることではありません。

とにかくTaskChuteに入力をする機会を増やすのです。

1日のうちに「60分」などの長いタスクが何個もあっては、その作業中はTaskChuteはただ時を刻むだけになってしまいます。

ただでさえとっつきにくい印象を受けてしまうTaskChuteです。

自らが触る機会を増やさないで、違和感なく使えるということはないのです。

TaskChuteに必要なのは慣れ(仕事に溶けこませる)ですね。

 

そのうちショートカットキーなんかを使い出したり、Projectの種類を増やしてみたり。

そういった欲が触れる機会が増えるに従って湧いてきます。

そうしたらしめたもの。

ここから先はどうすればいいかわかりますよね。

 

 

なんのことはないただ単純なこと

「TaskChuteは使いこなすのがムズカシイ」と言われる所以は、そもそもタスク管理の基本が確立出来ずに「TaskChuteを使えば何とかなるかもしれない」と飛びついてしまっているところにあるのかもしれません。

ツールにはそれぞれの魔力がありますが、それを簡単に操れる魔法はありません。

「使いこなせない」=「ツールが悪い」ではなく、使うためにはどういう状態で使い始めればいいのか。

それを考えていくと、なんのことはない、基本的なことの繰り返しだったりするのです。

 
 
 
 
それでは、どこかの誰かさん。あなたに彩のあるカラフルな日々を。